回復期の作業療法と目標設定

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私が担当している回復期について書かせていただきます.

回復期の目標設定は,作業療法士とクライエント(CL)だけで行うものではなく

「チームアプローチ」なんです!

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チームの目標決定に作業療法士の役割は大きく,

作業療法士が専門とする「ADL」「作業ニーズ」
「環境との協調的な交流」「作業動機」などの評価結果は,
チームの目標設定に大きな影響を与えます!

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ここで作業療法士が「機能面の情報」のみを伝達した場合,

「一時的な回復に留まる」「機能回復への固執」などの問題を

生みだしやすくなり,CLへ不利益を生じさせてしまいます!


回復期チームの目標は「機能回復」ではなく

「安全で」「継続可能な」「豊かな生活」に導く

目標となることが必要だなーと思っています.

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回復期は,機能の回復,ADLの回復,作業の回復,心の回復など

CLによって,回復を必要とする焦点が様々な領域ですね.





しかし入院初期のCLは「元通りに治る!!」

以外の選択肢を設けていないCLが多いため,

回復期の中で,様々な体験,知識習得を促し,

「能力を道具で補う」

「障害と共に歩む」

「支援を受けて生活をする」などの

新たな選択肢を増やすことは重要な作業療法士の役割じゃないかな?

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その中で選択したものを私は「真のニーズ」と呼んでいます.





真のニーズを導き出すことは,挑戦する環境や課題を明確化し,

以後も続く豊かな生活に導く最良の方法だと考えているんです.

回復期での作業療法士の主な役割は

「真のニーズ創出」

「真のニーズ達成」と捉え,回復期の作業療法実践を行っています.










目標設定との観点では真のニーズに対し,

首尾一貫感覚(sense of coherence:SOC)を活用しています.


SOCはこちらから






OT事例でまとめたものは,こちら

https://crot.thebase.in/items/29114307

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環境を知ること,環境の変化を見通すこと,

自己を知ること,自己の変化を見通すこと

といった,課題の明確化!




今後予測される課題や問題を乗り越える能力や

資源を持っていると自覚できるかどうか

といった,課題の処理能力!




把握可能感で得た今後の予測で起こり得る

課題や問題を,努力して乗り越えるに

値するものであると思えるか?

といった有意味感!!

スライド23.JPG






この3つを持っているか?

持っていないならば,どう持たせるか?

これが私の作業療法の柱です!!



そしてこの3つを付与した時に

真のニーズが顔を出します.




その真のニーズに全力で支援するのです.




こちらで講習会を行いますので,ぜひ!ご参加,ご質問をお寄せください(^^)/

↓ 申し込みや詳細はこちら

https://ot-goal.peatix.com/

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