第53回日本作業療法学会に参加して

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本学会のテーマは「作業療法研究のターニングポイント」でした.

そのテーマにそって,研究の重要性を再確認できるお話であったり,

研究報告数がまだまだ少ないとのお話がありました.

そして実践をRCTなどの質の高い研究につなげていく方法など,

具体的に,研究をやってみよう!大切だ!となるような構成でした.

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作業療法の専門職を認知していただき,その力を示すため,

この分野を発展させていき,多くのクライエントに貢献するため,

研究は非常に大切です.

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しかし多くの臨床家からの感想を聞いていると

「忙しくて研究できない」

「クライエントに効果を十分出せていないので,研究どころではない」

「なんか学会の敷居が高くなった感じがして,発表しづらくなってきた」

「臨床家が研究もしなければならないなんて・・・」

とのお声を沢山いただきました.

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教育に関わる方からは

「OT学生の入学は,無試験状態!質が・・・」

「定員割れしているので,辞めさせない努力が重要で,成績は・・・」

というお話もよく聞きました.

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私の考えを申し上げさせていただきますと,

臨床家のみなさん!

みなさんが臨床をしながら,研究もして,

作業療法を死ぬ気でがっちり支えてくれ!



というわけではないと思いますよ.

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臨床家の仕事は,臨床で効果を出すことです.

研究をすることではありません.


しかし,何か発見があったり,疑問があったら

それを明らかとするため,データはとってね.

そのデータは研究家さんが,料理してくれるよ!です.

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臨床家は,データを蓄積すること,記録をとること

これは仕事ですよね!それはしっかり行いましょう.

それでいいのです!

それが研究のデータになるのです.

研究は専門家にしてもらいましょう.













いま学校の先生方が悩まれているように,

OTの質が下がっていると認識されています.

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臨床家は,クライエントの為に質を下げてはいけません.

絶対にいけません.

研究時間も,臨床の質が下がっているのであれば

クライエントの為に使わなければなりません.

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臨床家も研究をすれば臨床の質が上がる!と言われますが

これは,できる人はできます!しかし全員はできません.

臨床と研究の両立ができるバイタリティー溢れた優秀組だけです.

OTを臨床と研究を同時に行う人だらけにする!という

夢物語を可能とするバイタリティーは,今の臨床家にあるのでしょうか?

厳しいと感じます.

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臨床家のみなさん!

研究は大事です!

でも,皆さんが研究をしなければならないのではなくて,

データをとる事!成果を出すこと!記録をとる事!

これが研究に貢献します!そこを大事にしませんか?

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時間はクライエントに良い作業療法を提供するために使いましょう.

研究家さんと知り合いとなり,疑問をぶつけつつ,データを提供しましょう.

それが臨床家のあるべき姿だと思います.

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研究家の皆様,皆さんの興味あるテーマに関する

データ収集を臨床家に依頼するのではなく,

臨床家の声を形にする試みやスタンスをとってくれると・・・

もっと連携しやすいな~と感じます.

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福岡!ごちそうさまでした!!
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