作業療法士の愚痴

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zoom RSS 湘南OT&信州OBP研究会コラボ企画、OBP研修会in北信

<<   作成日時 : 2015/11/23 13:12   >>

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長野県は広い!!

今回は長野の北!北信にお邪魔させて頂きました<(_ _)>



OBPの理解は,OT歴史から!!

といういつもの流れで,開始させて頂きまして,

【作業パラダイムの時代】

OTは,作業のできる環境を整え,作業を提供し続けた!

しかし!!

個別性が高く,Aさんに提供して成功した作業も

Bさんに提供すると,同じように効果が出るってものでもない.

え?え?どうして??

これじゃ〜エビデンスの蓄積ができない〜(>_<)




【第一の危機】


でも頑張っていたんだけど・・・・

OTは,いい事していると認めるけど,根拠がない!

あれは発展しないよ!!



と言う感じでいじられ・・・




【機械論的パラダイム】

医学モデルの方法を採用し,

生活に即した作業から,

機能という部分を回復させる作業へと意味を変えた!!



そんでファシリテーションとか発展し

皆が行う様になったんだけど




【第二の危機】

OTの同一性は失われ

特定疾患に対する指向性が生まれた.

OTが,バラバラになったんです.


OT同士でも話が合わない(^_^;)

勤務先が違うと,全く違うOTが展開されている.




【新しいOTの形】

この危機に対して,様々な方法や形が生まれています.

その1つがOBPなのです.

OBPは,作業パラダイムに戻り,あの当時にできなかった

エビデンスの蓄積を,OTの理論誕生!OT評価法の誕生により

補完できるようになったので,もう一度!!

意味ある作業!を追い求めようではないか!!!という流れです.



って話をさせて頂きました.

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その後に,こういった内容の評価法について

プレゼンをして,

実践紹介とつなげていくのですが,

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その実践は愚痴OTだからできるのであって

私にはできない!

ムリムリムリムリ(((p(>o<)q)))ムリムリムリムリ

って人もいたみたいなので,反省し,










湘南OTのルーキーw

1年目OTにOBP実践報告をしてもらいました.

1年目でも,頑張ればできる!!って証明www

相変わらずの破壊力で,感謝に尽きます.

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【頂いた感想】を一部引用させて頂きますと


・1年目の方の発表が素晴らしく、とても分かりやすかった。導入前の評価の流れがとても勉強になった。


・OBPの概要を学び、作業を大切にしているOTの先輩方の頭の中をのぞくことができ、とても充実した時間でした。
山田先生の実践も患者さんの作業を大切にしていて、愛を持って関わっているのがわかりとてもすごいと思いました。


・小児分野でOTをしている者です。「その子らしさ」や対象児が何を重視しているか、広げられる世界はないか、悶々としながら臨床やっています。OTは何だ?塾の先生か?放課後預かりか?立ち位置に悩んでいました。今回、実際に現場スタッフ間での意識改革から職種間でのOT位置づけを変えていける過程を教えて頂き、具体的にイメージできた気がします。これからの人生を「自分が主役」として歩いて行ける存在だということをまず知れる場、それがOTでありたいと感じることができました。



・「作業療法とは??」を改めて振り返る機会になりました。とても分かりやすく、作業療法の世界を見ることができたと思います。私自身、急性期病院に勤務し、様々な疾患の方と接する中でどうしても医学的な面に傾くこともあり、難しいなと感じたこともありますが、できる所から広げていけたら良いなと感じました。



・PTとして参加させて頂きました。当施設ではOTがPTと同じことをやっていると看護・介護からOTの色が無いとクレームがあったため、本日の研修をもっとOTに聞いてもらえたらと思いました。日々の業務で「こなす」「回さなくては」が先行してしまい、面談の時間を設けなかったり、とりあえずマッサージ、触ってみるとなっていて、なかなかこのような発想ができない状況です。業務の見直しと評価方法の見直しも含め、OBPの考えも入れつつアプローチしていければと思いました。



・事例報告で同じOT1年目の山田先生の発表を聞き、対象者の方らしさを引き出して結果を出している介入を知ることができてとても勉強になりました。



・「OTの専門性ってなんですか?」の問いに明確に答えることが出来る内容であったと思います。できるところから始めてその成果を出せればと思います。



・山田先生の症例報告が学生の視点でも分かりやすくて聞き入ってしまいました。来年度の長期実習も今回の研修会で学んだことを生かしていきたいと思います。


・藤本先生の講義が笑いありで分かりやすいと感じました。来年度の長期実習でぜひVQを使用していきたいと思いました。




こんなに,素敵な感想を(>_<)

感動しております!!!

本当にありがとうございました.

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見て頂いた通り,新しいパラダイムの1つであるOBPは

・1年目でも実践ができます.

・愛を持った実践と感じられます.

・回復期でも,急性期でも,小児でも,高齢期でも対象となります.

・作業療法の専門性を明確に示すことができます.

・PTさんからも,肯定して頂けた(*^^)v うれしい!!

・学生も憧れてくれるOTになります.






安心してください!
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誰でも出来ますよw
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【いくつか質問を頂きました】ので私見を書きます.

・特に回復期においては、退院に当たってしなければならないこともあると思います。その中で患者の「hope」と実際の「ニード」の差があると思います。「その人らしい」という部分に介入する上で「hope」と「ニード」の差はどうすれば良いでしょう?どのように介入していますか?


これは生活行為向上マネジメントで明確に示されていますね.
HOPEもNEEDもどちらも大事です.
しかし,HOPEの希望が高すぎる場合等もありますので,
HOPEを最終的に目指す為,現状を分析して,
達成可能なHOPEに変えたり,段階を設けます.
5つの段階を追って,最終的にたどりつく!
このため,まずは,目の前の小さなここからって感じです.






・重度意識障害の方や反応が乏しい方、いわゆる医療療養病棟の対象患者に対し、「人間らしい生活」という部分に私自身は焦点を当てています。意志疎通が行えない分、作業に基づいた実践が難しく、家族に情報を聴取するしか方法が分かりません。何か良い方法は無いでしょうか?


私もそれ以上の方法を持ち合わせておりません(^_^;)
OBPなどの作業行動系は意志を示すことが必要であり,
意識障害などは,ストライクゾーンではない現状です.
他の方法を活用した方が良いと思います.
多少の動きや表情での変化があるのであれば,そこを
丁寧に拾い,分析しますが,私は心理学領域の方法から
予想して作業を提供しています.
(フロー,欲求段階等)

愚痴本をどうぞw







・職人気質で中々心を開かない方とどのように信頼関係を築いていけば良いかお聞きしたいです。

職人気質と聞いて予想できる事は,
@ 黙って技術を極めて来たため,COM能力高くない
A 高いプライドを有している
B 柔軟ではなく,1つを突き詰める
これに当てはまるのであれば,
必要な作業を理解して頂き,徹底的にそれを突き詰める.
それをやらせるのではなく.自分でもやってみるなど
一緒に苦労する!
そうすると心を開いてくれるかもしれませんね.
大事なのは,その人の特性を捉え,必要な環境を作り上げる
リーズニング力ですね.





・概ね評価から目標設定までどれくらいの時間で行えるのか、訪問リハビリなどの限られた時間の中でも実践できる工夫を教えて頂きたいです。


従来の評価・目標設定,介入方針の立案との方法では,実はないです.
ハードシステムメソッドといって,設計図ができるまで,できない!
これだと臨床では,時間がない!
ですので,ソフトシステムメソッドを採用しています.
まずは,面接を通じて1つのやるべき作業を見つけます!(20分程度)
そこからその作業を実施してみます(時間は任意)
作業実施の結果から,利点欠点を洗い出し,介入方針を決める
ですので,1日の介入で介入につなげられます.
その後も,毎日評価しながら,どんどん精度を高めるって感じですね.

愚痴本をどうぞw







・OTはADL拡大やそのための機能改善も求められると思うのですが、そのあたりはどう考えていますか?他職種との協業でしょうか?

理想的には,協会が示している様に,1つの作業から
大きく広がり,ADLや機能の改善がついてくる!
って方法を模索していますが,そうそう出来ませんので,
ADLや機能訓練も,もちろん行っています.
そこだけにならないってのがOTとしては大事だと思います.

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・本人の大切にしていた作業をかなえるための目標を立てようとした場合、他職種間や家族の合意が得られないことが多々あるように思います。(危ないからやめてほしいなど)そのような場合の解決策などがあれば教えて頂きたいです。


信念対立ってやつですね〜^^

その辺は京極さんの著書を!








・認知症の人に作業を提供し、VQを取った場合にすべての作業でVQ得点が同程度だったとしたら、介入としてどのように作業を提供しますか?


VQで大事なのは,総合の点数ではないのです.
その試みの傾向を分析するってのが大事で,
それができるのがOTになります.
高得点の項目は,何に属するものなのだろう?
そうか,机上課題が嫌いで,そうでないものが好きなのか〜
とか
色々やるより,1つを突き詰める方が良さそうだな〜とか
中身をよ〜く見ていくと,大事なものが得られます.

愚痴本をどうぞw




・患者様にOBPを実践しているところをご家族の方に理解していただくことが難しいことがあります。先生はどのように説明されていますか?


ご本人さんに,まずはどう思っていますか?って振りますw
本人も意味がないと思っていると,それはいかんけど,
本人が,これがこういう効果があって,凄く有意義なんだよ!
と言って頂ければ,本当ですか?ってOTに聞き返されますので,
そうなんです!私の専門性をもって,これは最高のリハビリだと
考えています.って説明すると,だいたい納得されます.



・重度の失語症や認知症などで十分にコミュニケーションが取れない患者様に対してはどのようにホープを聴取したり、その人らしさを捉えているのかを教えて頂きたいです。

どちらも,明確なHOPEは聴取できません.
家族から聞く,生活歴などから,想像はしますが,
確実ではありません.
でもないよりは,ず〜っと良いと思っていますので,
大事に情報を活用させて頂いています.

しかしHOPEは,後からついてくる場合も多いので,

作業を提供した際の反応をVQで丁寧に評価し,
作業を模索しながら,一緒に新しい生活の形を模索しています.

認知症の方は,欲求段階等も考慮しながら実践しています.
残念ながら,認知症の方は今後という大きな視野で
考える事が難しく,今の不安!に縛られます.
なので,下位欲求を満たす方法が経験的に有効でした.



・藤本先生の病院ではどのように作業を提供していく「しかけ」があるのか気になりました。見学とかの受け入れはありますか?


就職希望というていで来て頂ければ,いつでもOKですよ.
そうでない場合は,ご相談ください.



以上,とても充実した時間をありがとうございました.

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
素晴らしいです〜。数年ぶりに復職しOTを改めて考えますが、愚痴さんのパワーアップぶりが凄いですね。
作業も機能もADLも〜ってOTはランキング外ってとこが、響きました(´Д` )
勝手に師匠だと崇拝してますので、ついていきます〜〜

さっつ
2015/11/25 19:32

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