作業療法士の愚痴

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zoom RSS 湘南OTプチ大会 質問回答集

<<   作成日時 : 2014/05/09 14:54   >>

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湘南OTプチ大会では,

若手のための作業行動パラダイムとのテーマで実施しました!

最後のワークショップで,10個のテーマを検討しましたが,

沢山の質問を頂いておりますので〜〜〜〜〜


いくぞ! 超私見回答〜♪



@ パラダイムの変遷の節目を見抜くポイントとは何ですか?


一般的には,そのパラダイムでは解決できない問題が起こり危機!

どうしよ〜〜  (´へ`;Ao 困った・・



これが変遷のポイントだと思います.

でも放置しておけば,新しいパラダイムが生まれるものではなく・・・

最終的には政治的な決定など,大きな環境の後押しがないと変化しません.



今のOTは,もう危機に至っています.

そこで,新たなパラダイムの候補がいっぱいありますよね?

それぞれが,それぞれをこれが良い!と言っていて決まりません.


決定は政治的判断!すなわち診療報酬に何が組み込まれるか!

これで次のパラダイムが決まります!! 何になるのかな〜?




A 作業療法協会では生活行為向上マネジメントの推しがここ最近は強く感じます。
  生活行為向上マネジメントに関して何かあれば意見を伺いたく思います。




生活行為向上マネジメント! 作業療法の効果を機能回復から,作業とか

生き生きとしたって部分に特化しようという試みで,私は好きです.



在宅での介入であったり,プロセスモデルって感じですね.

回復期で使用しようとしましたが,ちょっと焦点が合いませんでした.

使えなくない!でも,どストライクじゃない! そんな印象です.

在宅では,良いと思いますよ^^



B 組み合わせて使用するとすればどのような理論をどういった時に
  利用しているのかを具体的に教えて頂きたい



これは,最後に述べさせていただきましたが,私は・・・

MOHOを全ての基盤として使用してます.

そして,軽度障害であったり,明確な作業目標を持つ方には,CMOP

超重度の方には,ボバース等のテクニックを使います.


OSは,上記で解決できない時に,他領域からヒントを探すため飛び込みます.

もし,今後政治等々に力を注ぐとなったら,OSにどっぷり入るかな(予定なし)






C 日本は、地域包括ケアシステムに伴い地域に作業療法を展開となりますが
  今できる準備は?



作業療法士が,作業療法を説明できるようになること!

作業療法士が,作業を根拠を持って使用できるようになること!









D 作業を中心にリハビリしたい時に、機能を改善させる様に
  周囲から言われた時の対処法




これは・・・

@ ねじふせる!(知識を持って,効果を出し,踏みつぶす)

A 機能もやっているよ!でも作業もやっているの!と両立!

B 作業の中に機能要素入れるのどうしよ〜 教えて〜 と巻き込む

C はい!機能訓練します!といって,従う

D 了解!と言って,こっそり作業をする(隠れキリシタン法)


皆さんの職場の雰囲気,立場によって,使い分けてくださいな^^





E 未来の作業療法士は、医療保険・介護保険の枠を飛び越えて、「作業に困っている人」を
  支援するためにもっともっと活躍出来ると思うのですが・・・




できると信じています!

例えば,失恋し,会社に行けなくなった人とか

登校拒否の子とか,何らかの要因で,作業ができなくなってしまった!

そんな人たちに,私たちは手を差し伸べられる力があると思っています.



恋愛支援!これは今の時代,ニーズがあるかもね!

作業療法士は,恋愛を円滑にする評価,介入方法を開発できる専門性がある

と思っています(笑)








F 患者様の家族に話しを聞く場合、どれぐらい体は良くなるのか、
  介助量はどれくらいになるのかと機能的な質問が多い中で,
  家族への対応を聞かせて頂ければと思います。


家族の不安を取り除くのが大事だと思います!

全力で,その質問に答えましょう!!

そしてご満足頂いた上で,他にもですね,私達の視点から見ると

という形で,作業のお話を組み込んだら良いと思います.






G 現在PTの疾患別の流れが強く、病棟担当制が動き出しています。
  協会としては今後、認定OTの次に【作業】の専門OTはできるのでしょうか?




どうでしょう・・・? そういう話を聞いたことがありませんが,

作業の定義を,「目的を持って行う,行為・活動のすべて」とすると

専門にならない,大きな枠組みという気がしています・・・


作業に反対する集団が結構いますので,政治的判断が加わらない限り

できないのではないかな・・・(>_<) と






H ある文献で「PTがスポーツを通じてQOLが改善しました。」のような事例か研究を読みました。
  今後PTがこのようなことをしていくとOTとPTの役割が曖昧になったり、
  OTの領域を脅かされたりしてしまうのではないかと危惧しています。




私達作業療法士の問題ですね!

我々が,誰も真似できない専門的スキルを獲得すれば,他領域の方が

おなじ領域に進出してきても,勝てない・・・ OTには・・・ってなる!

我々が成長すればいいのです^^






I 抽象的な質問になりますが,今後の作業療法士のありかた


日本型の作業療法(察するリハ,丁寧な介入)の構築!

心理学の多用!と明確な効果と根拠の蓄積によって,

多くの方の生活を豊かにできると思いますので,

そういったスタンスをとってくれたらいいな〜と





J 面接をすると「それで単位を取るのって倫理的にどうかと思う」と
  先輩から批判される現場、作業をすると「それはリハじゃないでしょ」と
  上司から呼び出されて怒られる現場等、様々な状況があると思います。
  充実した生活を実現する目的でOBPする時に、
  現場での現実的制約に即して再現可能性の高い方法は何かありますか?




学会など,査読のある何かで披露し,多くの意見を頂くことかな?

その職場での意見は,それはそれ!

でもね!この内容を学会で発表したら,多くの人から肯定された!

これは,否定する方々へ,そうではないかもしれない!と思ってもらえる

一つの強力な武器になります!!

実際,私もそうでしたし,湘南OTチームの皆さんも,発表内容を職場で

披露したら,理解者が増えたり,批判が減ったりしたらしいよ!!





K 文化的背景の違う国で作られた理論ですが、
  日本に持ち込まれてからの変化はあるのかどうか知りたいです。




作業行動パラダイムの理論は,まだ広がり始めた所で,使用するOTは少ない!

なので,大きな変化はないように思いますが,1つ大きな変化が!!


それは ADOC!


これは,この流れをさらに洗練させた日本での大きな変化!だと思います!







L 作業行動パラダイムを実際に使いたいと思います。
  とりあえず実際やってみるべきだと思いますが、身体障害領域での
  回復期ではどのようなクライエントに使用するとより効果的でしょうか?




意志表出のはっきりした方!

料理ができないと,家での居場所がないんです!とか

自治会の仕事を継続できるようにしてほしい!などなど



作業目標を持っている方から,取り組んでみてください^^






M 作業療法士という職種が今後更に発展していくとして、病院、施設、
  学校、役所、福祉用具開発などの分野の他に、新たな分野に進出して
  いくとしたら、どのような可能性があるのだろうかと思い、
  ご質問させていただきます。





障がいを持った方達を,主な対象としていますが,今後は健常者!

予防という部分もそうですが,更に発展させ,

行動に二の足を踏む!この程度の作業取り組みに関する問題から

我々は関われると思っています.







N 急性期での取り組み方の工夫などあればアドバイス頂ければ幸いです。




時間的な制約や,クライエントの状態による制約など,様々あります.

作業は,取り入れられるか分かりませんが,

今後の予測として,どのような生活なのか?どのような作業ができるのか?

などの視点を持つのが大事なんだと思います!!


急性期で完了する作業ではなく,

次につなぐ作業!回復期への申し送り,連携の視点さえ整えば,

作業出発の急性期!が確立できると思います!!









O 人間作業モデルとカナダ作業遂行モデルと作業科学はどれも自分の理解が
  不十分な点が多いのですが、どのように臨床に落とし込んで行けば良いのかが
  難しいと感じてます。





こんな感じです(笑) 突然ゲリラ的にお話しさせて頂きましたが

愚痴本の視点がお役に立つと嬉しいです!







P 急性期OTにおける評価と作業分析


今まで行っている評価や分析に,MOHO,CMOP,OSから生まれた

評価法を,クライエントに合わせ,使っていけば,おのずと

全人間的な分析が可能となると思います.

しかし,先にも書きましたが,様々な制約がありますので,

連携の視点が大事かと・・・ 次につながる評価と介入!





Q これからの作業療法士に必要な専門性とは?
  患者様の生活に寄り添うには・主体性のある生活を送るには・
  その人らしさを発揮するにはどのような関わり・考え方が必要か



人を捉えること(全体像把握)!

人と行動(作業)のつながりを,環境や課題で説明.分析できること!

これが得られれば,何を提供すべきなのかが,瞬時に判断でき,

有益な作業療法を提供できると信じています.






R 臨床作業療法学術大会で、OTが好きになりました。
  医学モデルではない、評価法を学びたいです。よろしくお願いします。





事例本!




愚痴本



これらもどうぞ^^




S 今後、介入していきたい領域として、地域で独居している、交流を持ちたくないと
  感じている高齢者へのアプローチを考えております。
  地元の民生委員さんや社会福祉協議会の方々とも交流をとらさせていただきながら
  進めたいと考えておりますが、何か参考にしやすいコミュニティの作り方、
  アプローチの仕方、経験など、ご教授頂ければと思います。






う〜〜〜〜ん 難しい(>_<)


ライフスタイル再構築プログラムかな・・・?



島谷さんが,みちしるべ として,このプログラムを回復期で実施しているらしい

山田先生の65歳大学もそうかな?これは地域ですね



OT最高のエビデンスを元に作られたものだから,効果は大きそうです!!


検索してみてください^^




ちょっとずれますが,回復期などの施設での使用はこちらをご参考に





21 職場ではパーキンソン病やALSなどの神経難病を患ったクライエントを
  担当させて頂くことが多いのです。年単位でかかわっていく中で症状が進行していき、
  体の動きが悪くなり日常生活の介助量が多くなってしまう状況で作業療法を
  実施しています。そのような方々へもOBPを行っていけるよう努力はしておりますが、
  クライエントの焦点を作業へ持っていくことができずに、悪くなっていく体に焦点が
  向きやすい傾向にあり、継続的して作業を行っていくことができません。
  さらに進行して意思疎通すら難しくなっ場合や手足を動かせなくなってしまった場合にも
  「作業療法士として何をしてあげたらよいのか」という疑問が常にあります。
  返答を頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。



つらいことですが,可能であれば,動かなくなってからではなく

動かなくなるまえに,今後,進行していったら何がしたいのか?

できることを相談し,提示し,選択してもらえるのが理想です.

しかし,告知していない場合も多く,それが叶わないことも多いと思います.



何をしてあげたらよいのか?

そのように悩み,親身になることが一番大事なことなので,

できるできないも大事ですが,探し続ける姿勢を大事にして頂ければ

それが最高の介入だと思います.






22 未来のOTは介入にOccupation-based とoccupation-focus
  のどちらに重きをおくべきでしょうか。



Occupation-basedだと・・・


ん?



確かに・・・・


occupation-focusで,我々が介入する前に,自分で気づき

作業をすることができれば,それが最高かも!!



occupation-focusに,何か宝が眠っている気がしますね〜(笑)









23 作業行動パラダイム等は、学生時代に少ししか学んでいないです。
  これらがどのようにしたら、臨床にいきていくのかを教えていただきたいです。



またまた


事例本!



愚痴本




こちらもどうぞ^^






24 健康な人への作業療法、例えば退職後に生きがいをつくるため作業バランスの支援などが、
  日本でおこなわれるようになるのは何年後になりそうか?





もう行われていますよ^^

予防的作業療法の分野ですね^^



大々的に行われるのは・・・

これらが政治的に評価される必要があります.

このまま順調に行っても・・・・10年近くかかるかと(^_^;)





25 病院から在宅へという傾向がみられる中で、セラピストを増やすことで
  地域医療に対応できるのでしょうか。




 明確な専門性と効果が必要でしょうね・・・

 なので,まだまだ余力があると思います.

 もっと成長し,もっと貢献できるようになりたいな






26 実際にMOHOを臨床でどう応用していくのか 何かお話頂けるとありがたいです。





これで伝わりましたでしょうか^^







まだまだありますけどw












27 一年目で初めて参加するので、初めのうちは臨床でどんなことを、
  念頭に考えていけば良いか、具体的に教えて頂きたいです。





どんな人なんだろうか?

どんな生活をしていたんだろうか?

何を大事にしているんだろうか? などなど


評価法を駆使して,全体像を捉え,精一杯共感してください^^

評価法は,日本作業行動学会からご購入ください^^

http://www.jsrob.org/






28 重度の高次脳機能障害や認知症で本人からの情報をとることが難しい場合、
  疎遠の為ご家族からの情報がとることが難しい場合の、
  工夫点があれば教えていただきたいです。





VQ(意志質問紙という評価法)ですね^^

行動や反応,取り組みから,その人の興味や価値を察する方法です!!

ひたすら〜〜〜VQ〜〜〜〜!!

大変ですが,習得すると,見える景色が変わりますよ^^




VQの実際はこちら




認知症の介入はこちら















最後に

愚痴本は,今後10年使える知識として5年前に作ったものです!

これで,多くのOT臨床が変わったようです^^

まだまだ5年は使えると思います^^

新しい景色を見たい!今の臨床を変えたいのであれば,

ぜひ手に取ってみてください^^



この本には,すべて愚痴OTのスライドがついています!

このスライドを,自身の環境で披露するもよし!

スライドを加工して,使用するもよし!

スライドから,プレゼン知識を習得するもよし!

誰にも真似できないスライドも同時にご賞味ください(*^^)v

http://1st.geocities.jp/shounan_ot/gutishop/gutibon.htm

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ご無沙汰しております。

急性期の病院に勤務し数10年経ちます。
勤務当初はPTとの違いが判らずに急性期でのOTの専門性はなにか悩んでいました。
昨今、内部障害や外科侵襲直後からのOTを実施し気付いたことがありました。

発症後、術直後ははたから見るとPTと変化はありませんが、ICFでの視点では自分自身、参加、活動、環境・個人因子の情報収集から本人が望む作業をイメージした離床と可能性を探っていることが違いだと感じています。

発症直後は絶望感に浸っている患者も現時点で可能な方法を提示することで少しずつ希望を持ってくれていると思います。

急性期でのOTは愚痴さんのおっしゃっているようにダイナミックな作業こそできませんが、準備や今後の生活に結び付けるための存在である必要が専門性かもしれません。

また、OTが同じ認識を持ち、継続したサービスが提供できるような連携システムの構築が重要だとも思っています。

乱文にてお許しください。
hindenn改めhideki
2014/05/10 06:30
hidekiさん,コメントありがとうございます!

OTが同じ認識を持ち,継続したサービス提供ができる連携システム必要ですよね^^ それがクライエントにとって,最高の環境だと思います!
急性期と回復期の連携!強化したいですね^^
管理人
2014/05/10 09:23
初めまして。いつも楽しく読ませて頂き有難う御座います。
愚痴本も購入して以来枕元に置いていつも読み返しております笑

コメント欄からの質問を許して頂きたいのですが
VQを用いて評価を行った際に
@初期と最終で比較しているが、厳密には同じ環境設定で行われていないため比較対象としていいのか
A点数にて表記するのに、評価者の主観に依存しているため信頼性はあるのか(ほかの人がとってもその点数にちゃんとなるの?)
B変化があったのはその日の気分じゃないの?
と言われうまく反論できずに今も考えているのですが、何かアドバイスを頂けないでしょうか。

あと、愚痴本のように楽しいスライドが作りたいと思って作ってみたのですが、一部MOHO非公認の図やペンギンを引用しているのですが、それを自身のブログに載せたりしても良いでしょうか(参考文献には愚痴本を挙げています)

宜しくお願い致します。
はなてん
2014/05/13 07:44
はなてんさん,コメントありがとうございます.

VQへの他部門からのバッシングですか?
大変ですね(^_^;)
VQとかの評価は,再現性うんぬんの評価というより,その時,その人が,その場所で,その作業を行ったらどうだった!ってことを数字化するもので,沢山集めて,その人の作業に対する意志表出の傾向を見るものだと思います.ですので,ある程度主観で付けるし,その時の本人の気分も反映されますよん.このふわふわした結果を介入に活かせるのがOTの専門性です!他部門の人には理解できないかもしれませんが,それが専門の違いかと(*^^)v背景としているエビデンスの立ち位置が違うんです.

愚痴本の内容は,OTに貢献することであれば,転載,転用,加工などなど,自由にお使いください.使って頂いた方が嬉しいです^^
管理人
2014/05/13 20:07

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