作業療法士の愚痴

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zoom RSS 作業療法的 『痛み』 介入

<<   作成日時 : 2006/11/05 01:01   >>

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突然思いついた様に最近ご無沙汰でした勉強系の話題をお送りいたします.

今回は〜





痛み





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珍しく徒手的な話題?



お思いのアナタ!











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うん!それも良いかもね^^










でも,私は珍しい視点をお伝えする事に生きがいを見出していますので・・・
あまり焦点を充てられない 

『裏痛みコース』 

へご案内します.



まず背景となる学問は


行動分析学です.

きっちりとした学問です.

最近OTが行っている○○分析研究会とかいうのが横行し,
同じ分析という言葉を使いますが,
そんなエビデンスの乏しいものとはレベルが違います.




さて本題!


皆さま,『痛み』に対してどのような視点と目標を立案しますでしょうか?


視点!
・痛みの原因
・痛みの要因
・痛みの部位
・痛みの・・・など

目標
・痛みの軽減

比較的狭い範囲の客観的な部分に視点が置かれませんか?
しかも痛みが軽減しない事も多いし・・・

この比較的多い 『痛み』 に対して
OTとPT 全く違う視点と目標で介入している方!
もしいらしたら超優秀^^

そうでなければ,OTかPTどちらかだけで十分だから
OTの視点・専門をよーく考えて見ましょう〜^^

まー治るなら何でも良いんだけどね^^;
治らない場合ね.長期化する慢性痛ね.





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1つの考えですが,
行動分析学にはこう書かれています!





『長期化した慢性痛に対して,痛みという症状自体よりも,痛みに伴う複雑な行動にアプローチすべきだ』

なぜか?というと


こう書かれています.
『痛み行動が問題となるのは,その行動に対して周囲の人からの同情や愛護を受ける事に,より行動が強くなり,最終的に痛み行動だけが痛みの症状とは無関係に現れることにある』
とされています.

痛み行動って?と言いますと
痛みを周囲の人に訴える事を目的としたあらゆる行動のことです.
これは痛みを少しでも和らげようとする反応であり,自然な行為です.
しかし上記の様な状態におちやすい.



何をすれば良いのかと言いますと
『行動が学習される仕組みをうまく使い,痛み行動の出現をコントロールする事!』
つまり痛み行動を弱めると同時に,自立した生活や労働など適切な行動を増やす事で,フロー状態に持って行き,痛みに対する焦点を排除する事を意味しています.

痛みがあっても,痛みと付き合えればQOLは高まります.
障害があっても,障害と付き合えればQOLは高まります.

皆が芸能人の様な容姿でなくても明るく生きています.
自分らしさが重要なんです.
障害も痛みもブサイクもキャラクターの一部と捉えられれば勝ち組!
明るく自虐ネタを言える人は素敵です!輝いています!

治すという視点だけでなく,適応という視点も重要なOT知識だと思います.

どお?どお? ちょっとはタメになった??






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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです〜。
腰部脊柱管狭窄症という診断で、痛みと不安感を強く主張される方が入院されてきました。しっかし、ちょっと他の方と違う。。。Drの客観的診断ではそこまで訴える程の重症度ではないと。いくつもの病院をわたり歩いた挙句、最後は精神病院を紹介されていた経歴ありで、話される内容は、誰も信じてくれないのよ!というこれまでの経過話、不安でうつ病になるんじゃないか、がんがあるんじゃないかで眠れなくなるときもあると…。不安神経症??、本当の痛みは、もしかしたら、器質的なものではないカモ?!
という訳でホットパックしながら受容的に話を聞く関わりをしているのですが、イマイチ不十分さを感じる日々。。。
今回の日記も非常に参考になりました!
ちなみに、がんセンターでの臨床実習で学んだのですが、がん患者が遭遇する痛みには、いくつか種類があり、physical pain、mental pain、social pain、そしてspiritual painがあるそうです。私のバイザーはこれを、生きがい喪失における痛みと表現、身体的な痛みの訴えには他の痛みが複雑に絡み合っているとのことでした。
ヨスケ
2006/11/05 01:28
愚痴OTさん、勉強になります!!
少し前、私も職場の先輩と痛みのある方にどうOTとして介入するのかという議論をしたことがあります。

私は痛みのある方に対して徒手的な訓練を行って痛みの改善と意識変容を促しました。

ん?
徒手的?

でも、ちょっと徒手的の意味が違います。
徒手的にモビライゼーションを行うのではなく、徒手的に運動・動作の誘導を促しながら作業を行う。
そして、作業を行うことによって自己意識の再構成を促す…

私は徒手的なアプローチをこんな感じで用いています(^_^)
気まぐれ
2006/11/05 10:12
行動分析学。
気になります。
認知行動科学が気になるので。
どういう認知のフレームを通して環境(自分の体含め)と関わるのかなーと常々。
何か良いアドバイスがあればまた教えてください。
さっつ
2006/11/05 15:39
ブログを読んで、自分が働いている病院の患者さんを思い出しました。
『痛みがあっても,痛みと付き合えればQOLは高まります.
障害があっても,障害と付き合えればQOLは高まります.』
まさに、そうだな!って思いました。
自分が働いている病院は外来で、
毎日毎日来るのは腰痛や膝痛を訴える高齢の患者さんばかりです。
少しでも痛みが取れればと思って来る方が多いのですが、『今日は調子がいい!』『昨日より楽になった』と話してくる患者さんもいます。
かと思えば、『昨日より辛い』『眠れない位痛くなった』『天気が悪いと痛い』などはなしてくる方もいます。
高齢の方は痛みと付き合うのは分かっているけれど、少しでも痛みを軽減したいという気持ちで必ず来ます。
たばきち
2006/11/05 23:52
そのときに、『本人の満足度』も非常に重要なのかなって思う時が多々あります。
『痛みは治まらなかったけど、明日になったら痛みが少しは軽減するかも!』『今日来て本当に良かった!』
そういう患者さんの気持ちの部分の満足も本人のQOLという部分に入っていると自分は思いました。
なので、
患者さんとのコミュニケーションの大切さ。
そして、患者さん同士のコミュニケーションの場が病院だったり。
そのようなものも、働いていて重要だなって思います。
治すという視点だけでなく,適応という視点も重要なOT知識だと思います.
そうだなって思います。
つづきです。(長文だとコメントできないよ...
2006/11/05 23:53
ヨスケさん,こんばんわ
physical pain、mental pain、social pain、そしてspiritual pain
懐かしいです.
そういえば昔,それを聞いて
w(゚ o ゚; )w オオー
って思いました〜.
重要な視点ですね^^
管理人
2006/11/06 21:31
気まぐれさん,こんばんわ〜

>作業を行うことによって自己意識の再構成を促す…

日々私はコレに苦労しています.
作業って奥深いですからね〜^^;
機能,能力,意識,認知,心理,背景・・・
多くの因子を取り入れた作業は失敗しませんが,そこにたどり着くのに,すごく骨が折れます・・・
ふぅ・・・もっとリーズニングが早く的確になりたいっす
管理人
2006/11/06 21:35
さっつさん,お久しぶり^^
認知行動科学をご存知で?
さすが!!

OTに応用できる心理学の多くが認知行動科学を基盤とした概念ですよね〜.
心理学だけだと,心理と行動の結びつきが弱くなり,機能面だけだと,行動につながる動機評価が欠如するので,認知行動科学が今後最重要となると踏んでいます. 行動分析学も認知行動科学の一派だと思います.もう少し勉強したら,記事として掲載しますね〜
管理人
2006/11/06 21:39
たばきちさん,どうも〜^^
熱い思いをありがとうございます.

たばきちさんのおっしゃる通り,OTの視点に満足度の部分は大きく関与していると思います.
私の現在の考察では,作業療法の効果は『満足度』以外では,クライエントにとって何も意味をなさないのではないか?とも感じています.
いくら医学的に改善を認めても,本人が感じないと効果になりませんし,医学的な改善をみなくとも,本人が満足すれば,それは大きな作業療法効果だと思いますので,『満足度』・・・大事ですよね〜^^
管理人
2006/11/06 21:45
お久しぶりです。
久しぶりに、見たら『痛み』についてではないですか・・・・疼痛コントロールは、難しいです。
患者さんだけでなく、私たちでも、どこかに痛みがあると何もしたくないですよね。いかに軽減させるか・・・・確かに、精神的なことも関わってきます。だから、難しい・・・・骨転移の痛みは、麻薬は効かないしね。誰にでも、ムキフムキがあるように、麻薬で効く人、効かない人がいます。
閾値の差もあるしねぇ〜
ターミナル看護は難しいですよ(@_@)
リンゴ
2006/11/08 01:43

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