作業療法士の愚痴

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<<   作成日時 : 2006/02/07 21:32   >>

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さて、続きを書きましょうかね〜
過去の日記はこちら その@ そのA そのB そのC

前回、ナラティブリーズニングを行ったOTSさん!
背景因子、ニーズ、価値観を会話の中から抽出し、まとめあげる事が出来ました。
         (⌒∇⌒)ゞ順調♪順調♪
この会話の作業に3日を費やしました! 
この作業の最も高い副作用!それは信頼関係の構築を超促せる点です。
案の定、また更にケースとの距離が縮まっている感じを受けます。

OTS『こんにちわ』 → ケース『オゥ』 ニコニコ
『今日も見学させてください』 → 『ええよ』 ニコニコ
つかず離れずの距離で、凝視せず、ちらちら自然に見学を行う
『運動神経抜群ですね』 → 『バレーボールやってたから』
『私も昔やってましたよ』 → 『ポジションは?』
『主にセッターでした』 → 『そうなんや、一緒やな』 ニッコリ

自然に会話が出来ているではありませんか!! 大進歩^^

ところで!現在実習8日目!!
3週間の実習なので、土日を抜くと残り7日です。しかも発表があるので、
残り2日しか評価期間はありません!w(゚ o ゚; )w オオー
山の様に評価が残っていませんか? へへへへへへへへ
普通は焦るのでしょうが・・・ 想定範囲なので余裕です!
もちろん学生さんは・・・・

『先生!本当に大丈夫でしょうか?』 → 『にやり』
『あの〜・・・』 → 『だ・か・ら! 笑っているうちは大丈夫だって』
『 ・・・・・・・・・ 』 → 『(疑ってやがんな・・・)』

まあ、そろそろ第2段投入するかの〜

技術そのA AMPSとACISの兄弟
近年ブームになっている認定評価資格AMPSの項目を枠として利用しました。
AMPSは運動技能、処理技能を観察で表現できます。
認定評価者は更に独居可能かどうかの結果を数値で出す事も可能となります。
まあ、学生さんなので、表現方法と見る視点を教えるだけにしました。

そしてACISも同様の評価方法ですが、認定は必要ありません。
ちなみにコミュニケーションと交流技能を観察から評価する事ができます。
AMPSとACISは作業療法士が作業療法士のために開発した評価法ですので、
OTにとって使いやすく、納得のいく理論背景や概念を持っています。
具体的に説明すると

”運動技能項目”
姿勢3項目 可動性3項目 協調性3項目 力と努力5項目 エネルギー2項目があります。
例えば、課題遂行中に
バランスはどうなのか?(姿勢項目)
目的物へのリーチはどうなのか?(可動性項目)
目的物の操作はどうなのか?(協調性項目)
物品の力加減、持ち上げはどうなのか?(力と努力項目)
課題の速度、疲労はどうなのか?(エネルギー項目)

”処理技能項目”
エネルギー2項目 知識5項目 時間管理4項目 空間と対象5項目 適応4項目があるよ
例えば、課題遂行中の
気が散らない(エネルギー項目)
物品を本来の用途に合わせ使うか?(知識の利用項目)
ためらわず無駄なく行うか?(時間管理項目)
道具や材料の位置が探せるか?(空間と対象項目)
問題を回避し、繰り返し同じ失敗を行わないか?(適応項目)

を各動作場面を思い出し、記載する事で評価になります。
今回の実習では3場面を記載し、遂行特性を掴んでもらいました。 
@車いす駆動実施中 A歩行実施中 BACT実施中(座位)

そしてACISも同様に3場面を提示し、どのような対人交流特性があるのかを
評価から導き出してもらいました。
コミュニケーション=話せる or 話せない で能力判定していませんか?
話せても、威圧的であったり、モゴモゴしていたり、意見を聞かない人は
コミュニケーションを取れているとは言いませんよね?
そのような視点がいくつも詰まっている評価法ですので、見るor話して見る事で
評価できます。OTらしい視点でしょ^^

この学生さんは、何も検査はしていません!ですが多くの事を見ているのです。
だからそれをまとめる事が出来れば、検査をするよりもケースにとって負担が少なく、より効果的な評価となると私は思っています。臨床家は皆、多かれ少なかれそういった視点で臨床実践を行っているはずです。
この方法は、バイザーが居ればそう難しい事はありません。興味あれば、学んでください。

従来の評価方法と比較すると
例 調理をするのにフライパンが持てないという主訴があり、フライパンを持って調理したいという希望を持っている方がOTに来たとします。

@ 検査から行う従来の方法
ROM、MMT、BRS、感覚、バランス、筋緊張、協調性・・・・ そこからフライパンが持てる能力があるのかを判断していきます。しかし、どれだけの筋力、可動域などがあればフライパンが持てるのでしょうか? 実は誰も分からないのです。だからこういった視点で行うと考察が難しくなります。
バイザーに聞くと、『う〜ん もうちょっと調べて』とか『考えてみなさい』とか、いい加減なフィードバックをもらうはずです^^;

A AMPSで評価する
AMPSでは、フライパンが持ちたいなら、持って調理してください。という流れになります。その中でどこがうまく出来、どこで失敗するのかを見ます。 だから能力UPが望ましいのか、代償方法が良いのかというOTの介入部分の考察が容易になります。

皆さんはどちらの評価を選択し、どういった実習を希望しますか?

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
うふふ…また来てしまいました。うりです。
とうとうAMPS!すごいですね。私はこれの洗礼を受けたとき身体に電流が走りましたよ。
この学生さんは実習を経て何を感じてくれるのでしょうか?楽しみですね(^^)うふ
うり
2006/02/07 22:35
うりさん,こんばんわ^^
私もAMPSを受講したおかげで今の自分があります.あのインパクトは・・・すごいですよね〜^^
最近は人気らしく,相当情報に耳を傾けないとすぐに満員になるらしい! そういえば最近,受講案内出てたな〜.希望者はお早めに!
管理人
2006/02/07 23:13
学生さんにAMPSですか・・・
さすがです。

私にも伝授してください(講習に行くか〜!!)
そろそろ、デビューしても良いのかなぁ・・・
うりさんのように、”電流”を感じてみたいです。
きくりん
2006/02/08 00:02
きくりんさん!
あなたは〜 電流が〜 走らないかも〜
だって〜 あなたには〜 私の〜
考えが〜 染み付いているから〜
らららら〜♪♪
管理人
2006/02/08 21:05
管理人さん こんばんわ
まじですか 僕には電流が流れないのですか(T_T)

どこかで、私に電流が流れるようなことをしてくれる人を探します。

>この学生さんは、何も検査はしていません!ですが多くの事を見ているのです。
>だからそれをまとめる事が出来れば、検査をするよりもケースにとって負担が少なく、より効果的な評価となると私は思っています。臨床家は皆、多かれ少なかれそういった視点で臨床実践を行っているはずです。

確かに身体的に非接触な評価は、身体的な負担が少なくて良いですね。
SVも必ずそういう観点で見ているはずなのに、学生さんに説明することが”できない”から、簡単に説明できそうなROMとかMMTとかをうるさく言っているのでは・・・
少なくとも、私が行った評価実習のCVはそんな感じでした。色々、考えさせるがCVの考えとか方向性とか一切聞けずに実習が終わってしまいましたから・・・(その後、”OTってなに?”と考えてしまった)
ガ〜〜〜ン
2006/02/09 00:01
世の中の殆どがそうですよ.
所詮そんなもんです.
管理人
2006/02/09 19:59

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